40代本当に必要な保険!おすすめの加入パターンは?
万が一の時に大人として、家族を守る責任として必要な「保険」
気にはなっていましたが、ある日常のアクシデントから本気で保険を考えなければと決心。
本当にいろいろ後回しにしてきた自分にあきれます。
しかし保険ていろいろ種類も多いし、何を基準に選べばいいの?
そんな自分のような40代におすすめの保険加入パターンはどんなものか調べてみました。
◆アクシデントから保険の必要性を感じる
共働きで仕事・家事・育児に追われる我が家。
特に奥さんの育児負担が大きく、日々自己主張の強くなる子供の対応でストレスも相当大きくなっているようです。
自分もできるだけ家事を手伝ったりしているつもりですが、経済的負担率の高い自分は、付き合いも含め仕事で時間を取られがち。
それを理由に奥さんに心身的負担を多く強いていたようです。
日々イライラが増す奥さん。それを見てこっちだってがんばっている!とイライラ、マイナスは伝染します。
それは子供にも伝わり余計に家庭がギクシャクする原因にもなるでしょう。
そんなある朝いつものように息子と奥さん駅へ送ったあと、出勤しようと急いでいると「たてないくらいしんどくて、電車の床に座っている」とメールが。
もともと体も心も強いほうではない奥さんですが、こんなケースは初めてです。軽く頭がパニック状態。
もしこのまま奥さんが倒れてしまったら。。。
家庭や育児はどうなってしまうのか。
仕事にも通えなくなり、収入も危うくなる。
いまさらながら奥さんの存在の大きさに気づかされました。
この時普段なんとなく感じている危機感が急に現実となって迫ってきました。
幸い、その後電車を降り休憩することで、なんとか会社に向かえるまで回復したと奥さんからメールが入り、ひとまず安心しました。
「今日はもう休んでゆっくりしたら?」という問いに「今月休みすぎているから休めない」との返事。
奥さんはパートタイムで働いているので、休む=お金が入らないという当たり前ですが厳しい働き方で家庭を支えてくれています。
奥さんが働けなくなったら、もしいなくなってしまったら。。。
今日の出来事で初めて本気でそういう状態なってしまった時のことをリアルに考えることができました。
最悪の事態を想定して備えることの必要性を感じたのです。
私も奥さんも40代半ば過ぎ。子供はまだ5歳です。
今まで先送りにしていた「万が一の時の備え」について真剣に考えないといけないと今更ながら痛感した経験でした。
◆保険は本当に必要なのか?
「保険」は家の次に高い買い物として知られています。
毎月2万円の保険料を40年払い続けたら約1000万円。
1人でのたれ死ぬなら保険なんて必要ないぜ!と思っていました。
その考えは間違っていないようで、保険は賭けのようなものなのだそうです。
そしてその賭けに加入者は平均的に「負ける」ような仕組みなのです。
そうでないと保険会社は成り立ちません。
保険会社の人件費・CM費用・保険金詐欺の損失まで、加入者の保険料からまかなった上で、利益を出さないといけないのですから。
民間の医療保険では、掛け金の半分近くが自分の保障以外に使われているといううわさもあるくらいです。
保険は万が一の不幸の際にお金をもらえる「不幸の宝くじ」なのです。
ムダな医療保険には入らず、保険料の分を貯金に回したほうが良いようです。
◆万が一の時に備える保険は何が必要?
そうはいっても大きなけが病気にならないという保証はどこにもないわけで。。。
医療保険はいるんじゃないのか??とやっぱり不安だと思います。
調べてみると、というか常識の範囲なのだそうですが、
日本には「高額療養費制度」というのが用意されています。
ひと月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた分が、あとで払い戻される制度。
健康保険に入っているというのが前提ですが、月に数万円以上もの医療費がかかった場合、自己負担限度額以上を国が負担してくれるありがたい制度なのです。
年収によりどこまで負担してくれるかは違うようですが、例えば年収500万円の人なら、保険の適用範囲の治療で月8~9万円が支払いMAXのようです。
それはそれでキツイですが。。。それでも起こるかどうかわからないことに1000万円もの保険をかけるなら、その分貯金しておくべし!なのだそうです。
◆がんになったらどうするの?
現代人の2人に1人は「がん」にかかるという現実。
万が一ではない「がん」への備えは必要ないのでしょうか。
2人に1人ということは、50%の確率。
しかし、がんの有効な治療の大半は保険医療の範囲内で行われるという現実。
だからこそそれに備えて貯金をしっかりしておくべし!なのだそうです。
元本保証の医療保険で、満期になる全額戻ってくるタイプの保険ならいいのでは?と考えますよね?
でも途中で病気になって保険を受け取ったり損したり、途中解約と払った分が戻ってこなかったりと様々な制約や不自由があるのだそうです。
◆生命保険だけは別では?
さらに気になるのが大黒柱の自分が亡くなってしまった時。
共働きの奥さんだけの収入だけでは間違いなく家計は崩壊です。
家族を路頭に迷わす無責任なことにならないために生命保険は必要でしょう。
子供が自立するのにあと15年。万が一の時に1000万円くらい残せる保険。
おすすめはネット保険会社で最低限の期間、掛け捨て型の死亡保障だけの保険に入ること。
それも何の特約もない一番シンプルなタイプでよいのだそうです。
1000万円では少ないと感じるかもしれませんが、国民年金か厚生年金加入者であれば、残された遺族に「遺族年金」が入るので、なんとか暮らしていけるはずです。
結論
医療保険は必要なし!
生命保険はネット生命保険の掛け捨て型を10~20年、死亡保障のみ!
保険料を払ったつもりで、その分しっかり貯金をしておくべし!
できればその貯金で安全に資産運用(個人向け国債と投資信託)できればなおよし!
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